2010/01/01

はじめに

筆者は主に外資系企業でトレードコンプライアンス(Export control & Customs compliance)に携わってきました。日本の企業では安全保障貿易管理とか関税コンプライアンスなどと言われている分野です。

日本の企業ではこの分野は主にIn House で自社の正社員が行っていますが、外資系企業ではリソースの問題でTrade compliance manager はいても少人数、又は全く手付かずの企業も多いのが現状です。また、ビジネスの規模が小さいとフルタイムで専門の正社員を雇う余裕もありません。あるいは外国人のExpatriate がLegal counsel として業務の一環で見ているという形も多く見受けられます。
ですので必要に応じてLaw firm やConsulting firm にアウトソースする形態が合理的です。

また、日本の企業も海外のマーケットに出て行けば、現地では外資企業になります。その際には日本の本社で社内で得られていたような情報やサポートも、日本にいる時のように簡単には得られません。
そんなときも各国のローカルの専門コンサルタントにサポートを依頼するのが賢い方法です。

現在、筆者は米国のLaw firm の東京オフィス代表として、主に外資系企業への輸出管理コンサルティングサービスを提供しており、その経験や日々の学びをブログにアップし、少しでも多くの方々にトレードコンプライアンスの重要性を知って頂きたいと思い、このブログを開始しました。

ブログなので思いつくままに気づいたことを日々アップしていきます。ちょっと長めのTwitter ぐらいに考えて下さい。
感想や質問などありましたらコメント頂ければできる範囲でお答えします。
それではよろしく御願いします。

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